発泡スチレンシート(PSP)製食品容器の特長

PSP製食品容器をお使いの際には、
定められた使用方法を守って
お使いください。

PSP製食品容器には優れた特性があります。以下の特性を活かし、トレー&ラップに代表されるプリパックシステムとして生活に密着、鮮度、衛生面を保って食品を保護し、経済的な安定供給に役立てられています。

軽い容器です

容積の約95%が空気の発泡体で、軽さを活かした取扱いや物流ができます。
発泡の効果で、貴重な天然資源の消費が少ない食品容器です。

ポリスチレンの堅さ、と空気(容積の約95%)の小部屋(独立する気泡)でつくられる発泡体なので、強くて丈夫です。

発泡体であるため、空気の泡で熱が伝わりにくく食品の保冷、保温に優れた断熱性が活かされます。

発泡体であるため衝撃を緩和する性質(緩衝性)があり商品をやさしく保護します。

肉や魚など水分を多く含む食品の包装にも適しています。水がしみこんだり漏れたりしません。

空気中の雑菌付着、水分の蒸散によるしなび現象や外からの衝撃によるアテ傷などから食品を保護します。

さまざまな形の食品容器やカップに成型できます。

皆様のご協力により、使用済みのPSPトレーはリサイクルされています。

PSP製食品容器はポリスチレンの発泡体で炭素と水素から出来ており、完全燃焼すれば水蒸気と二酸化炭素になり、灰もほとんど残りません(※)。
完全燃焼ではダイオキシンや一酸化炭素を含め有害なガスを出すことは一切ありません。

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※燃えた場合に酸素不足（不完全燃焼）から黒い”すす”が出ることがありますが、これは純粋な炭素粒です。