PSP製食品容器の取扱い上の注意

サンプル

PSP製食品容器は
多くの特性を持つ機能的で便利な容器ですが
取扱いには十分にご注意ください。

再使用できません

PSP製の食品容器は衛生上すべてがワンウェイです。安全性確保のため再使用はしないでください。
取り扱いや環境条件によって食品衛生上問題が起きることがあります。

火気に近づけないでください

PSP製の食品容器は可燃物です。火のそばに置かないで下さい。火災や変形の原因になります。

高温には注意ください

PSP製の食品容器は、揚げたてのフライなど熱い物をのせる場合はご注意ください。熱で変形したり、穴があいたりすることがあります。
商品ごとに決められた使い方を守ってお使いください。熱で軟らかくしたPSPシートに 型押しする方法で容器が作られています、一定量以上の熱をかけると変形や穴あきの原因になります。

やけどや怪我にご注意ください

  • 容器の縁で指先等を傷つけることがあるので、取り扱いに注意して下さい。
  • 麺類・みそ汁等のインスタント食品用途では、内容物は高温でもPSP製食品容器が断熱構造になっている事で外面は手で持てる程度の温度です。内容物でやけどしないように注意して下さい。

電子レンジでのご使用について

特別なPSP製品以外、基本的には『PSPで作られた食品容器はレンジ使用不可』です。 商品に記載されている使い方を守ってご利用ください。

  • 電子レンジの使用が可能かどうかは食品の種類や量、あるいは加熱条件や、電子レンジの出力により異なります。基本的には「電子レンジ使用可」との表示のある容器を除き、電子レンジでの使用はしないで下さい。
  • 耐熱性のPSP製食品容器は電子レンジで温めることは出来ますが、調理には使用しないでください。 あくまでも商品に記載されている使用方法をお守りください。
  • 一部の電子レンジの使用説明書を見ると「冷凍食品を解凍する時はPSP製トレーにのせて解凍して下さい」との記載がありますが、PSP製トレーではなく、専用の容器に入れて解凍することをお勧めします。
  • 販売店(コンビニ等)の皆様へのお願いです。
    温める食品に関しては容器の特性上、レンジでの加熱試験を事前に実施され、使用マニュアルを作成されることをおすすめします。

食品成分、添加物について

  • レモン等の柑きつ類の皮に含まれているテルペン油などによって溶けることがあるため、レモンの輪切り等を直接容器本体に触れないようにして下さい。
  • PSP製のカップ麺容器は、しそ油(エゴマ油)などを加えてお湯を注ぐとお湯もれの可能性があります。容器に記載の調理方法でお召し上がりください。
  • いなり寿司、おにぎり等のつや出しや、加工食品の離型剤として使用されるMCT油脂(※)などによって“もろくなる”ことがありますので注意して下さい。

    ※ MCT油脂:中鎖脂肪酸カプリル酸、カプリン酸のトリグリセライド主成分の油脂で、やし油を化学的に分解・濃縮して製造されます。