環境適合性

環境適応性に優れている発泡スチレンシート(PSP)製食品容器

PSP製食品容器の主力製品であるPSPトレーは、紙トレーに較べて省資源であり、環境適応性に優れていることが、プラスチック処理促進協会がまとめた「包装材料の環境影響評価」(平成7年調査)により明らかになっています。

環境影響評価(LCA:Life Cycle Assessment)とは、地球環境に優しい材料への要望が強まり、原材料の採取から製品の廃棄までの全過程で必要とされるエネルギーと、発生する環境負荷を総合的、かつ客観的に評価し、地球環境に優しい製品のあり方に資するために行われるものです。

かねてよりPSPトレーは紙トレーに較べて環境への負荷や省資源性などを含め、環境に優しい素材であることをアピールして来ましたが、こうした業界のアピールがこのLCA調査によって裏付けられました。

包装材料の環境影響(1,000枚あたりのトレー比較)

  PSPトレー 紙トレー 発泡スチレンシート
(PSP)/紙
重量 4.4kg 21.9kg 1/5.0
天然資源 原油 4.40kg 原木 11.4kg -
補助材料 発泡剤 0.155kg 古紙 17.70kg -
エネルギー消費 47.0×103 Kcal 145.4×103 Kcal 1/3.1
CO2排出量 14.60kg 44.61kg 1/3.1
NOx排出量 0.015kg 0.112kg 1/7.5
SOx排出量 0.074kg 0.081kg 1/1.1

社団法人 プラスチック処理促進協会(1995年3月)